ブログ更新するぞ
こんにちは、ぜにです。
なんだか最近学習へのモチベーションが高いので、
自身のブログを毎月1本を目標に更新していくことにしました。
3ヶ月坊主にならないようにスモールステップで頑張ります 🎉
書いていくこととしては、こんな感じを想定してます。
- 本のつまみ読み感想文
- 参加したイベントの感想
- 資格受験について
今回は、「ソフトウェアテストをカイゼンする50のアイデア」の
「Chapter1 テストのアイデアを生み出す_ 感情を利用しよう」について感想を書いていこうと思います。
※電子書籍を購入しているため、引用に記載されているページ数が実際とずれているかもしれません
感情を利用しよう
テスターが日常的に指摘するように、新しいソフトウェアのフィーチャーが持つリスクを適切にカバーするために必要なテストの種類に関しては、ハッピーパスは氷山の一角にすぎません。
私たちが提案するヒューリスティックは、10の感情または行動の種類に基づいています。それは、「恐れ」「幸せ」「怒り」「非行」「恥ずかしさ」「寂しさ」「物忘れ」「優柔不断」「貪欲」「ストレス」の10個です。
引用:ソフトウェアテストをカイゼンする50のアイデア (p.29-30)
こちらの章では上記の通り、ハッピーパスも含め10種類のテストが紹介されています。
その中でいくつか気になったものをピックアップしました。
スカリーパス(恐怖):
ステークホルダーにとって最もリスクの高い領域
機能や変更について、各ステークホルダーを最も怖がらせるもの
引用:ソフトウェアテストをカイゼンする50のアイデア (p.31)
こちらは、テスト分析時に優先的に考え、用心してテストする箇所だと解釈しました。
実務では「リスク」と表現されるもので、テスト設計する際やチームの品質の指標を考える時にも役立つのではないかと考えました。
アングリーパス(怒り):
アングリーパスでは、アプリケーションの反応が悪くなったり、エラーが発生したり、うまく再生できず腹を立てたりするようなテストを探します。
引用:ソフトウェアテストをカイゼンする50のアイデア (p.31)
こちらはアプリケーションへの負荷で反応が悪くなったり、またはエラーハンドリングなどが網羅されていないなどユーザー体験が悪くなることについての観点だと解釈しました。
アングリーパスがある程度考慮されていないと、短期的にも長期的にもプロダクトへの評価へつながりそうだなと感じました。
エンブレシングパス(恥ずかしさ):
それらがビジネスの損失のような即時の大惨事ではない場合でも、それらは内部または外部の信頼性に重大な影響を与える可能性
引用:ソフトウェアテストをカイゼンする50のアイデア (p.31-32)
こちらはスカリーパスほどの影響力はないものの、もしバグっていたら恥ずかしい、あちゃ〜なパスと解釈しました。
誤字脱字だけでなく、表示崩れ、仕様漏れなども時にはエンブレシングパスに入るのかな?と考えました。
読んだ感想
こういった不具合があるとユーザーさん怒るまたはがっかりするだろうな、など無意識にテスト観点を出す時に考えていたことが言語化されたような感覚でした。
また、誰にとっての感情なのかが気になりました。
「恐れ」はステークホルダ全員にとってな気がするし、「怒り」はユーザーが、な気がする。
「恥ずかしさ」は作り手がその気持ちになってるな〜など、一視点からの感情ではないということに気づきました。
もし10種の感情の観点を実務に取り入れるとしたら、
恐れ、怒り、幸せ、非行、恥ずかしさについては、テスト設計時や回帰テストを考えるときに多く用いる場面がありそうだなと感じました。
また、寂しさ、物忘れ、優柔不断、貪欲については探索的テストに多く用いる場面がありそうだと感じました。
ストレスについては、アプリケーションの性能を継続的に測る時に用いることができる観点だと感じました。
実務でも活かせるよう、頭の片隅に置いておこう。
全然関係ない余談
最近家の近くにすんごいおいしいパン屋さんがあることに気づいて、最高な気分になりました🍞